- すきま時間は意外とたくさんあった
- 続かなかった日と、立て直したやり方
- すきま時間にも「向き不向き」がある
- 無意識のスマホをやめて変わったこと
- 全部を埋めない、休む時間も残す
- よくある質問(Q&A)
すきま時間は意外とたくさんあった
まず気づいたのは、一日の中にすきま時間がたくさんあることでした。数分の待ち時間や移動中のちょっとした時間。一つひとつは短くても、合計するとけっこうな時間になります。私はそれまで、こうした時間を「ただ待つだけ」「なんとなくスマホ」で過ごしていました。でも意識して使えば、まとまった時間を取らなくてもいろいろできると気づいたのです。まずは、自分のすきま時間に目を向けることから始まりました。
続かなかった日と、立て直したやり方
正直に言うと、すきま時間を使おうと決めた最初の数日は、ほとんど続きませんでした。電車を待つあいだに本を読もうと思っても、気づけばスマホでニュースをだらだら見ていて、ホームに着いたときには何も頭に残っていない。そんな日が何度もありました。私が変えたのは、やることを「先に一つだけ」決めておくことです。家を出る前に「今日の待ち時間は、この記事を一本読む」とメモに書く。それだけで迷う時間が消えて、自然と手が動くようになりました。全部を埋めようとすると続かない。小さく始めて、できた日を一つずつ増やす。そのくらいの気持ちのほうが、結局は長く続きました。
すきま時間にも「向き不向き」がある
続けるうちに、すきま時間にも種類があると気づきました。同じ数分でも、レジの列のようにいつ番が来るか分からない時間と、電車を待つようにある程度長さが読める時間とでは、向いていることが違うのです。最初は区別せず、レジ待ちで記事を読み始めてしまいました。けれど読み終わる前に順番が来て、続きが気になったまま中途半端に終わる。何度かくり返して落ち着かない気持ちになりました。そこで、いつ切られても困らない短い用事は終わりの読めない待ち時間に、少しまとまって読みたいものは電車の中など落ち着ける時間に、と合わせるようにしたら、途中で切れるもやもやが減りました。
無意識のスマホをやめて変わったこと
すきま時間を使ううえで、いちばん意識を変えたのがスマホとの付き合い方です。以前は、すきま時間=なんとなくスマホでした。気づけば動画や投稿をだらだら見て、時間が過ぎている。今は、「今この時間で何をしたいか」を一瞬考えてからスマホを手に取るようにしています。無意識のスマホをやめるだけで、すきま時間の質がぐっと上がりました。意識して使うようになってから、「時間がない」という感覚が和らぎ、気持ちにもゆとりができました。
全部を埋めない、休む時間も残す
すきま時間を、必ずしも何かに使わなければいけないわけではありません。私はあえて何もせず、頭を休める時間にすることもあります。窓の外を眺めたり、深呼吸したり、ぼんやりするだけ。活用するようになると、つい全部の時間を埋めたくなりますが、常に何かをしていると、かえって疲れてしまいます。使う時間とゆるめる時間のバランスが大切です。すきま時間の活用は、自分を追い込むためではなく、暮らしに余裕を生むためのものだと感じています。

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