- なぜ見すぎてしまうのか
- 通知をオフにし、見えない場所に置く
- うまくいかない日にやり直した工夫
- 外出先や待ち時間での対処
- 完全にやめず、上手に付き合う
- よくある質問(Q&A)
なぜ見すぎてしまうのか
まず考えたのが、なぜこんなに見てしまうのか、です。スマホは面白いコンテンツが次々出てくるように作られています。見始めると止まらなくなるのは、ある意味当然でした。さらに、手持ちぶさたなとき、なんとなく手に取ってしまう癖もありました。「自分の意志が弱いから」と責めていましたが、そもそも見続けてしまう仕組みがあるのだと知って、対策の方向性が見えてきました。意志ではなく、仕組みで対処することにしたのです。
通知をオフにし、見えない場所に置く
いちばん効果があったのが、通知を減らすことでした。通知が鳴るたびにスマホが気になって手に取ってしまいます。私は本当に必要なもの以外の通知をオフにしました。すると見るきっかけが減り、自分から見にいかない限り気が散らなくなりました。あわせて、集中したいときやだらだら見たくないときは、スマホを別の部屋やかばんの中など見えない場所に置くようにしました。物理的に距離を取るだけで、見る回数がぐっと減ります。「見ないようにする」のではなく「見られない環境を作る」。これが効きました。
うまくいかない日にやり直した工夫
正直に書くと、最初から全部うまくいったわけではありません。通知をオフにした次の日、手持ちぶさたで結局スマホを開いてしまい、また長い時間を使った日がありました。そこで私は、開いてしまったこと自体を責めるのをやめました。代わりに、かばんの中にスマホをしまい、すぐ手が届かない場所に置く、という一つだけのルールに絞りました。あれもこれもと欲張ると続かないと分かったからです。次にやったのは、開きそうになったら一度立ち上がって水を一杯飲むこと。たった一拍おくだけで、見なくても平気な日が増えていきました。失敗した日があっても、翌日にまた一つだけ試す。その繰り返しで、少しずつ手が伸びにくくなりました。
外出先や待ち時間での対処
家での工夫は慣れてきたのですが、外に出るとまた元に戻りやすいと気づきました。電車の待ち時間や病院の順番待ち、子どもの習い事を待つ時間など、手持ちぶさたになる場面では、家で決めたルールが緩んでしまいます。見えない場所に置く方法も外では使えません。気づくと三十分ずっと画面を見ていて、何を見ていたかも思い出せないことがよくありました。そこで、出かける前にカバンへ薄くて軽い文庫本を一冊入れておくようにしました。待ち時間に本を開くと、自然とスマホへ伸びる手が止まります。
完全にやめず、上手に付き合う
大切なのは、スマホを完全にやめようとしないことです。スマホは便利な道具で、生活に欠かせません。目指すのは、だらだら無意識に使う時間を減らすことです。私は「スマホを悪者にしない」と決めて、必要なときは堂々と使い、なんとなく見る時間だけを減らすようにしました。こうした工夫を続けてから、だらだら見る時間が大きく減り、その分、本を読んだりゆっくり過ごしたりする時間が増えました。道具に使われるのではなく、道具を使う側でいたいと考えています。


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