- 子どもが片づけない理由
- しまう場所を分かりやすく、量も減らす
- 叱るより一緒に、楽しく、ほめる
- 遊びの流れに片づけを組み込む
- 成長に合わせて仕組みを変え、親が手本になる
- うまくいかず逆効果だった私の失敗
- よくある質問
子どもが片づけない理由
子どもが片づけないのは、わがままだからではなく、「どう片づければいいか分からない」ことが大きいと気づきました。大人にとっては簡単でも、子どもには何をどこにしまえばいいか分かりにくいのです。さらに、片づけが「叱られる嫌なこと」になっていると、ますますやりたがりません。つまり、片づけやすい仕組みを作り、片づけを前向きなものにすることが大切だと気づきました。叱るより、できる環境を整える方が効果的だったのです。
しまう場所を分かりやすく、量も減らす
いちばん効果があったのが、しまう場所を子どもにも分かりやすくすることでした。私はおもちゃの種類ごとに入れ物を分けて、どこに何を入れるか一目で分かるようにしました。絵や写真で目印をつけると、まだ字が読めない子でも分かります。「これはここ」と決まっていれば戻しやすくなります。あわせて、おもちゃの量も見直しました。多すぎると片づけるのも大変で、子どもの手に負えません。使っていないものはしまったり手放したりして、子どもが管理できる量にすると、片づけも簡単になり、自分でできるようになります。
叱るより一緒に、楽しく、ほめる
以前の私は「早く片づけなさい」と叱ってばかりで、片づけが嫌いになるばかりでした。そこで、最初は「一緒にやろう」と声をかけ、やり方を見せながら手伝うようにしました。さらに「どっちが早くしまえるか競争」など、遊びの要素を取り入れると、子どもは喜んで取り組みます。片づけたら「きれいになったね」「自分でできてすごいね」としっかりほめることも大切にしています。完璧にできなくても、やろうとしたことをほめる。叱って無理にやらせるより、一緒に楽しく取り組み、小さな「できた」を認める方が、ずっと効果的でした。
遊びの流れに片づけを組み込む
片づけを習慣にするために、遊びの流れの中に片づけを組み込むようにしました。「次の遊びを始める前に、今のおもちゃを片づけよう」「寝る前にみんなで片づけよう」というように、決まったタイミングで片づける流れを作ります。流れが習慣になると、言わなくても自分で片づけるようになっていきます。毎回バラバラだと身につきませんが、決まったリズムがあると定着しやすいです。生活の流れに自然に組み込むのが、習慣づけのコツだと感じています。
成長に合わせて仕組みを変え、親が手本になる
片づけの仕組みは、成長に合わせて変えていくのが大切だと感じています。小さいころは絵や写真の目印で分かりやすくし、字が読めるようになったら文字のラベルにする。大きくなったら自分で収納を考えさせる。年齢に合わせて少しずつ任せていくと、片づける力が育ちます。そして子どもは、言葉よりも親の姿をよく見ています。「片づけなさい」と言うだけでなく、親自身が物を元に戻し、整った状態を保っていると、子どもも自然とまねします。親が手本を見せることが、片づけ習慣を育てる近道かもしれません。
うまくいかず逆効果だった私の失敗
正直に書くと、私は最初のころ何度も失敗しました。一番こたえたのは、片づけを早くさせたくて「早くしまって」と急かしてしまったことです。子どもは手が止まり、出した物の前でぼうっと座り込んでしまいました。急がせるほど動かなくなると気づいたのは、しばらくたってからです。もう一つの失敗は、入れ物を一気に増やしすぎたことです。種類ごとに細かく分けたら、子どもはどこに入れるか迷い、結局ぜんぶ一つの箱にまとめて放り込みました。私が良かれと思った分け方が、子どもには複雑すぎたのです。そこからは箱を三つくらいに減らし、迷ったら入れていい「とりあえず箱」を一つ置きました。完ぺきな分類より、子どもが自分で判断できる単純さのほうが続くと、遠回りしてやっと分かりました。うまくいかない日があっても、それは前に進む途中なんだと、今はそう思えています。


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