- 「勉強しなさい」で逆効果だった頃のこと
- 食卓の一角を勉強の場所にしたら座るようになった
- 「何時からやる?」を本人に決めさせた話
- 短く始めて、できたことをほめる
- 続けて変わったこと
- よくある質問(Q&A)
「勉強しなさい」で逆効果だった頃のこと
以前の私は、とにかく「勉強しなさい」と言っていました。ところが、言うほど子どもは机から遠ざかります。急かされるとやる気をなくすのは、思えば大人も同じです。叱って無理にやらせても、勉強が「嫌な義務」になるだけで長続きしませんでした。毎日そこでぶつかって、私のほうが先に疲れてしまう。言葉で動かそうとするのをやめないと変わらない、とようやく気づきました。
食卓の一角を勉強の場所にしたら座るようになった
そこで、まず環境を変えました。子ども部屋の机はきちんとしすぎていて、かえって腰が重かったようなので、食卓の一角を、いつでもプリントを広げられる勉強の場所にしました。わざわざ机に向かわなくても、ごはんの前にちょっと座れる場所です。えんぴつと消しゴムだけ置いて、気の散るものは片づけておく。それだけで、「よし、やるぞ」の手前のハードルが下がったようで、前より軽く座ってくれるようになりました。
「何時からやる?」を本人に決めさせた話
もうひとつ効いたのが、時間を本人に決めさせたことです。私が「今やりなさい」と決めるのをやめて、「何時からやる?」と聞くようにしました。自分で「ごはんの前」と決めた日は、不思議と素直に座ってくれます。決められたと感じると反発しますが、自分で決めたことは守りたくなるようでした。毎日同じ時間に落ち着くと、「この時間は勉強」と本人も自然に受け止めるようになり、声かけの回数がぐっと減りました。
短く始めて、できたことをほめる
最初から長い時間を求めると続かないので、はじめは「これくらいならできる」という短い量から始めました。短くても毎日座れたら、それで十分です。そして終わったら、点数ではなく取り組んだこと自体を「自分からやってえらいね」とほめるようにしました。できないところを責めるより、小さな「できた」を認めるほうが、次もやろうという気持ちにつながります。問題が解けたときに一緒に喜ぶ、それが何よりの後押しでした。
続けて変わったこと
関わり方を変えてから、子どもが少しずつ自分から座るようになり、「勉強しなさい」と叱る回数が減りました。私のイライラも減って、以前のように毎日ぶつかることはなくなりました。うまくいかない日もありますが、それでいいと思えるようになりました。親が管理するより、本人が動きやすい環境を整える。遠回りに見えて、これがいちばん効きました。悩んでいる方は、まず食卓の一角に座れる場所を作るところから試してみてください。


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