- 私が失敗していた「余ったら貯金」の落とし穴
- 順番を逆にしたら私に効いた理由
- 最初の3カ月でつまずいた失敗と立て直し方
- いくら回すかは「残ったお金」で決めた
- 続けて変わったこと
- よくある質問
私が失敗していた「余ったら貯金」の落とし穴
振り返ると、貯まらなかった原因は「余ったら貯金」という考え方でした。給料が入ると気が大きくなって、外食を一回増やし、欲しかった物をつい買い、月末にはいつも残高が数千円。「余り」を待っていても、私の場合その余りは一度も出てきませんでした。しかも何にいくら使ったか自分でも分かっていなかったので、締めようがなかったのです。意志が弱いのだと責めていましたが、実際は貯まる仕組みが無かっただけでした。
順番を逆にしたら私に効いた理由
そこで試したのが、給料が入ったらまず決めた額を別口座に移し、残りで暮らすやり方です。「余ったら貯金」の順番をひっくり返しただけですが、私にはこれが効きました。先に抜いてしまえば、残ったお金の範囲でやりくりするしかありません。財布に入っている額がその月の全部だと思えば、外食も自然と減りました。我慢して切り詰めるのではなく、使えるお金の上限を先に決める。この一手間だけで、行動が変わったのが自分でも意外でした。
最初の3カ月でつまずいた失敗と立て直し方
始めた最初の月、私は気合いを入れて多めの金額を別口座に移しました。ところが月の後半でお金が足りなくなり、結局その口座から引き出してしまったのです。これでは意味がないと落ち込みました。翌月からは、生活に響かない小さな金額にぐっと下げて、給料日の翌日に自動で移る設定にしました。手で動かすと「今月は厳しいから少しだけ」と甘えが出ますが、自動なら考える前に終わっています。もう一つ効いたのは、移した先の口座をふだん使わないものにして、そのカードを持ち歩かないことでした。すぐ引き出せない状態にしておくと、不思議と最初から無かったお金のように感じられます。失敗してもやめずに、自分に合う金額まで下げて続けることが、私にはいちばんの近道でした。
いくら回すかは「残ったお金」で決めた
一番悩んだのは「いくら回すか」でした。本やネットには「手取りの何割」と書いてありますが、私の暮らしにそのまま当てはまるとは限りません。そこで最初の月だけ、何も変えずいつも通り過ごして、月末に口座にいくら残ったかを確かめました。その残った額の半分くらいを、次の月の先取り額にしてみたのです。これなら今の暮らしを大きく崩さずにすみます。やってみて分かったのは、最初から理想の金額を狙うと続かないということ。少し足りないかな、くらいの額のほうが気が楽で、結局は長く続きました。慣れた三カ月目に千円だけ増やしましたが、急に増やすと窮屈なので、増やすのは半年に一度くらいにしています。
続けて変わったこと
この方法に変えてから、口座の残高が毎月少しずつ増えるようになりました。何年も横ばいだったのが嘘のようです。先に抜いた残りで暮らす習慣がつき、レジ前で「これ本当に要る?」と一呼吸置けるようにもなりました。何より、まとまったお金が別口座にあるという安心感が、日々の気持ちを軽くしてくれます。急な出費が来ても慌てなくなりました。我慢の節約ではなく、順番を変えて仕組みで貯める。私にとってはこれが、いちばん続いたやり方でした。


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