- ニオイの原因は「こもった空気」
- 窓を二か所開けて、こまめに換気する
- ニオイの元と湿気を減らす
- 空気が動きにくい場所と布製品に気を配る
- 香りでごまかさず、季節に合わせて工夫する
- よくある質問
- 最後に
ニオイの原因は「こもった空気」
私が気づいたのは、部屋のニオイの多くが、空気がこもることで起きているという点でした。料理や生活で出たニオイ、湿気などが、換気されないまま部屋にたまっていく。消臭剤はそのニオイを別の香りでごまかすだけで、こもった空気自体は変わりません。つまり、すっきりさせるには、たまった空気を外に出して、新しい空気を入れること。「消す」のではなく「入れかえる」のが根本的な解決だと気づきました。
窓を二か所開けて、こまめに換気する
いちばん効果があったのが、窓を二か所開けて、空気の通り道をつくることでした。一か所だけ開けても、空気はあまり流れません。離れた二か所を開けると、風が通り抜けて、部屋の空気が一気に入れかわります。私は、向かい合う窓やドアを開けて、空気が流れるようにしています。換気は、長時間でなくても、こまめに行うのが効果的です。一日に何度か、数分だけでも窓を開けて空気を入れかえる。とくに、起きたあとや料理のあとは、空気がこもりやすいので意識しています。「気づいたら少し開ける」を習慣にすると、いつも気持ちのいい空気で過ごせます。
ニオイの元と湿気を減らす
換気と合わせて大切なのが、ニオイの元そのものを減らすことです。ゴミをためない、使った食器を放置しない、湿ったものを置きっぱなしにしない——こうした基本が、ニオイ予防になります。元を断てば、そもそもニオイが発生しにくくなります。また、ニオイと深く関係しているのが湿気です。湿気がこもると、カビが生えやすくなり、独特のニオイの原因になります。おふろ場や押し入れなど、空気が動きにくい場所は特に注意です。晴れた日に窓を開けたり、空気を動かしたりするだけでも、湿気がこもりにくくなります。
空気が動きにくい場所と布製品に気を配る
部屋の中でも、家具の裏や部屋の隅、閉め切った部屋などは、空気が動きにくくニオイがこもりがちです。私は、扇風機やサーキュレーターで空気をかき混ぜて、部屋全体の空気が流れるようにしています。あわせて見落としがちなのが、カーテンやソファ、布団などの布製品です。布は、ニオイを吸い込んでためこみやすいものです。私は、こうした布製品も、定期的に洗ったり、風を通したりするようにしています。晴れた日に窓を開けて空気を通すだけでも、布にこもったニオイが和らぎます。空気は、動かすことで新鮮さを保てると感じています。
香りでごまかさず、季節に合わせて工夫する
以前の私は、ニオイが気になると、すぐ消臭剤や芳香剤に頼っていました。でも、根本のこもった空気を変えないと、結局またニオイが気になります。今は、まず換気で空気を入れかえることを優先します。そのうえで、好きな香りを楽しむのはもちろんいいことです。香りで「ごまかす」のではなく、空気を「整えた上で」香りを添える。また、換気の仕方は季節によって少し変えると快適です。暑い季節や寒い季節は、短時間でサッと空気を入れかえ、過ごしやすい季節は少し長めに開ける。その日の気候に合わせて調整すると、一年を通して気持ちのいい空気を保てます。
よくある質問(Q&A)
外から帰ったときにだけ気づくニオイ
私が換気を続けるようになった一番のきっかけは、外出から帰った瞬間でした。買い物に出て一時間ほど歩き、玄関のドアを開けたとき、ふわっと自分の部屋のニオイを感じたのです。ずっと家にいると鼻が慣れてしまって、こもった空気にまったく気づけません。でも外の空気を吸ってから戻ると、まるで他人の家に入ったように、はっきりとニオイが分かりました。これは少し恥ずかしい気づきでしたが、私にとっては大事な合図になりました。それからは、出かける前にかならず窓を二か所開けてから家を出るようにしています。留守のあいだに空気が入れかわっているので、帰ってきてもイヤなニオイを感じにくくなりました。もし自分の部屋のニオイが分からないときは、五分でいいので外に出て、戻ってみてください。慣れた鼻が一度リセットされて、ふだん見落としているこもりが見えてきます。私はこの「帰宅テスト」を時々やって、換気が足りているかを確かめています。


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