ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)を飼っています。
初めて迎えたときは、たくさん失敗しました。この記事は、そのときの失敗と、いまならこうするという手順を書きます。
イベントで出会って、一度見送った
爬虫類イベントで、とてもかわいいレオパに出会いました。
でもそのとき、飼育環境が整っていませんでした。ぐっとこらえて、一度見送りました。
数日後、準備を整えてから迎えに行きました。ケージにそっと入れると、落ち着いた表情で周囲を見回していました。
その場で連れて帰っていたら、こうはならなかったと思います。準備が整っていない部屋に入れるのは、本人にとっては「安心できない場所」に置かれることです。
ショップでは購入後に数日預かってもらえるところもあります。イベントでは、その場で飼育セットを一式買うこともできます。どちらでも構いませんが、先に環境のほうを作ってください。
⚠ 安いケースで始めて、買い替えになった

最初は安価なプラスチックケースで始めました。
温度が安定せず、湿度も保てませんでした。結局すぐに買い替えることになり、最初から用意していたほうが、生体にも財布にも優しかったと思っています。
いまはジェックス グラステラリウム3030を使っています。
- 観音扉で前面が開くので、世話がしやすい
- 上部がメッシュで通気性がいい
- パネルヒーターを敷くスペースがあり、ライトも付けられる
- 重いが、そのぶん安定している
迎える前にそろえるもの

| ケージ | 30×30×30cm |
| 床材 | ペットシーツか爬虫類用マットを2cmほど |
| ウェットシェルター | 上部に水を入れられるもの(スドーを使っています) |
| パネルヒーター | 底面を温める |
| 温湿度計 | 常に数値が見えるもの |
| サーモスタット | 加熱しすぎを止める。保温器具を足すなら必須 |
| 温度 | 25〜30℃ |
| 湿度 | 50〜70% |
うちは冬に室温が上がらなかったので、パネルヒーターに加えてジェックス ヒーティングトップを併用しています。
ウェットシェルターを置いていれば、シェルターの中は湿度が保たれます。脱皮不全の予防にもなるので、ここは省略しないでください。
餌は、買った店と同じものを
主食は昆虫です。コオロギ、ミルワーム、デュビアなど。カルシウムとビタミンD3のパウダーをまぶして与えます。
最初は、購入先で与えていたものと同じ餌を用意するのが安心です。環境が変わるうえに餌まで変わると、食べない理由が増えます。
実務的なことを1つ。冷凍コオロギは、食品と同じ冷凍庫に入れることになります。うちは家族に相談してスペースを確保しました。ここでもめる家もあると思うので、先に話しておいたほうがいいです。
⚠ レイアウトは、迎える前に完成させる
これも失敗しました。
ケージを設置してから「あれが足りない、ここはどうしよう」と何度もレイアウトを動かしてしまい、生体がなかなか落ち着けませんでした。
配置を決めたら、最低1週間はそのままにしてください。迷うなら、迎える前に迷ってください。
置き場所を変えたら、温度が安定した

以前は窓際にケージを置いていました。
冬の冷気でなかなか温度が上がらず、いまは部屋の中央のラック上に移動しました。温度も湿度も安定して、生体も落ち着いています。
置き場所で避けているところです。
- 直射日光──自分で体温調節ができないので、ケージ内が一気に上がります
- エアコンの風が直接当たる場所
- 窓際(上の失敗です)
- テレビやスピーカーの近く、ドアの開閉が多い場所
人の気配は少し感じつつ、騒がしくない場所がよさそうです。うちはラックの中段あたりに落ち着きました。
⚠ 初日、覗き込みすぎた

初めてレオパを迎えた日、嬉しくて何度もケージを覗き込んだり、話しかけたりしてしまいました。
そのせいか、ずっと落ち着かない様子で動き回っていました。
そこでケージの半分に薄い布をかけて視界を遮ってみたところ、少しずつ落ち着きました。視覚的な刺激が減ることで安心できたのだと思います。
布は、いま思えば最初からかけておけばよかったものです。
初日にやること
- 静かに連れて帰る(揺らさない)
- 急がず、そっとケージに移す
- ケージに布をかける
- 水だけ用意して、あとは見守る
初日にやらないこと
- ハンドリング
- ケージを動かす、レイアウトを変える
- じっと覗き込む(私がやりました)
- 犬や猫など、他のペットを近づける
最初の3日は、餌を出さない

お迎え初日は、環境が大きく変わる日です。緊張や不安で、餌を食べない子がほとんどです。
うちは最初の3日ほどは餌を出さず、環境に慣れてもらうことを優先しています。
水は、ウェットシェルターの上か浅い水入れに新鮮なものを置いておきます。強制的に飲ませる必要はありません。自分のタイミングで飲みます。
⚠ こういうときは受診を
慣れるまで食べないのは普通ですが、次のときは爬虫類を診られる動物病院へ。
- 1週間以上食べず、尾が細くなってきた
- 便が出ない、または下痢が続く
- 目が開かない、皮が目にかぶっている
- 口の中が腫れている、よだれが出ている
- ぐったりして反応が鈍い
爬虫類を診られる病院は限られます。迎える前に、近くの病院を調べておいてください。


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