去年の5月、ニシアフのケージを開けたとき、床材に白いカビが広がっているのを見つけました。最初は「汚れ?」と思って近づいたら、うっすら黴臭い。床材の表面だけでなく、シェルターの底にまで白いものが広がっていました。慌てて全部取り出して確認したら、下の方の床材はじっとり湿ったままで、触るとぐにゃっとした感触でした。SwitchBotで確認したら湿度が78%。冬の霧吹き設定のままにしていたのが原因でした。思い返せば数日前から「なんとなくケージが蒸している気がする」と感じていたのに、見て見ぬふりをしていました。床材を全交換してケージを乾燥させるのに半日かかり、その間ニシアフは別のプラケースに移しました。本人はけろっとしていましたが、あの白いカビを見た瞬間の罪悪感は忘れられません。それ以来、梅雨前の設定見直しを毎年の習慣にしています。

梅雨に湿度管理が大事になる理由
梅雨は外気の湿度が高くなるので、ケージ内の空気がこもりやすくなります。特に通気性が弱い環境では湿気が抜けません。私の部屋では、レオパードゲッコー・ニシアフリカトカゲモドキ・フトアゴヒゲトカゲ・アンダーウッディサウルスミリーを同じ部屋で管理していて、それぞれ好む湿度が違うので、梅雨時期は特に管理が複雑になります。湿気が多いと床材や排泄物の分解が進み、カビや臭いの原因になります。私の経験では、木材系の床材は特に湿気を吸いやすく、見た目は乾いていても内部が湿っていることがあるので、手で触って確認するのが一番確実です。
私が毎年、梅雨前に見直していること

まず通気です。断熱シートやケージカバーが通気口をふさいでいないかを確認し、梅雨時期はカバーを外すか、通気口周辺だけ開けておくようにしています。ケージの置き方も大きくて、最初は壁にぴったり付けていたのですが、少し離しただけで空気がこもる感じが減りました。ケージ同士の間隔も梅雨時期だけ少し広げると、湿度が安定するまでの時間が明らかに短くなりました。
床材は、梅雨前に一度すべてのケージで新しくするのを習慣にしています。梅雨時期はキッチンペーパーやペットシーツに一時的に切り替えると交換が簡単で、湿度の状態も把握しやすくなります。我が家ではレオパとミリーのケージを、梅雨の間はペットシーツに変えています。
水入れの位置も見直します。ヒーターやライトの真下に水入れがあると蒸発で湿度が上がりやすいので、梅雨時期はヒーターから離します。冬場より大きめの水入れを使っているなら、梅雨は小さめに変えるだけで蒸発量が減ります。霧吹きは、5月中旬を目安に頻度を冬の半分に減らすようにしています。
数値の管理にはSwitchBotのスマート温湿度計を使っていて、ケージごとに1台設置し、湿度が設定値を超えると通知が届くようにしています。注意したいのは、室内の湿度とケージ内の湿度は別物だということ。私の部屋では、室内が60%でもケージ内が75%になっていたことがありました。必ずケージ内で計測するのが大事です。
まとめ
梅雨前の湿度管理は、特別な設備よりも環境の見直しが大事だと感じています。通気・床材・配置・霧吹きの頻度という基本を整えるだけで、多くのトラブルは予防できます。5月中旬を目安に冬の設定を見直して、梅雨に入る前に一度確認しておくのがおすすめです。種類ごとの傾向を把握したうえで、過湿にも乾燥にも気を配りながら管理してみてください。


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