レオパを迎えたのは20年前、社会人1年目の秋でした。当時は「数年飼えれば」と思っていたのに、気づけば引越しも転職も2回ずつ経験した今も、同じケージの前に立っています。この記事では、20年間爬虫類と暮らしてきて、ライフスタイルが変わっても飼い続けられた理由を実体験として書きます。

爬虫類は思っているより長生きする
最初にレオパをお迎えしたのは20年前。当時は「何年飼えるだろう」と漠然と思っていましたが、気づけば20年が経っていました。今いる子たちも、レオパが8年、ニシアフが7年、フトアゴとミリーがそれぞれ8年になります。お迎え前は「そんなに長生きするとは思っていなかった」という方が多いですが、実際に20年飼育してきて感じるのは、思っている以上に長く一緒に暮らすことになるということです。その間に引越しを2回、仕事の変化、体調を崩した時期もありました。それでも飼い続けられたのは、爬虫類が「生活に溶け込みやすいペット」だったからだと感じています。
ライフスタイルが変わっても飼い続けられた理由
引越しのときに一番心配したのは移動中の温度管理でした。プラケースにカイロをタオルで包んで入れ、車での移動はなるべく短時間で済むようルートを工夫しました。新居は、事前に爬虫類可かどうかを確認するようにしています。仕事が繁忙期で帰宅が遅くなる時期も、照明と保温をタイマーで自動管理していたので環境は維持できました。SwitchBotの温湿度計でスマホから確認できるようにしてからは、外出中の不安も減りました。自分が体調を崩して数日お世話ができなかったときも、自動化された環境のおかげで大きなトラブルにはなりませんでした。この経験から、「自動化できる部分は自動化しておく」ことが長期飼育の鍵だと実感しています。かかりつけにできる信頼できる病院を見つけられたことも、安心感につながっています。
種類ごとに気づいた、年齢による変化

レオパは20年で一番長く一緒にいる種類です。若い頃は夜になると活発にケージ内を動き回っていましたが、10年を過ぎた頃から動きがゆっくりになり、シェルターから出る時間が短くなってきました。最初は体調不良を疑いましたが、長い付き合いの中で加齢による変化だと感じるようになりました。フトアゴは若い頃と老後で一番行動が変わった種類です。若い頃は朝からバスキングスポットに直行して活発に動いていましたが、年齢を重ねると朝の立ち上がりがゆっくりになり、バスキングの時間が長くなりました。それに合わせて温度管理をより丁寧に行うようになりました。ニシアフはレオパより少し神経質な面があって、長く暮らしていると個体ごとの「機嫌の良し悪し」がわかるようになってきます。老齢になると寒い場所に気づかずじっとしていることが増えた印象があるので、季節の変わり目には特に温度勾配を意識して確認しています。
変化に気づくために大切なこと
長期飼育で一番大切だと感じているのは「毎日観察すること」です。私は毎朝ケージを覗いて様子を確認する習慣を20年間続けています。あるとき、朝のケージチェックでレオパの様子が普段と違うことに気づき、早めに対処できたことがありました。毎日見ていなければ気づくのが遅れていたと思います。日々の観察が、長期飼育を支える一番の習慣だと感じています。
お迎え前に考えておくべき3つのこと
20年飼育してきた経験から、お迎え前に3つのことを考えてほしいと思っています。まず寿命です。レオパやニシアフは15年以上生きることがあります。お迎えした時点で20代だった方が、定年を迎える頃まで一緒に暮らすことになるかもしれません。就職・結婚・引越し・介護など、その間に起きるライフスタイルの変化をある程度想定したうえで、それでも飼い続けられるかを考えてみてください。次に引越しの可能性です。私は引越しのたびに物件探しに苦労した経験があるので、最初から爬虫類可であることを条件に加えて探すのがおすすめです。最後に環境の自動化です。タイマーとサーモスタットで照明と温度を自動管理しておけば、忙しい時期や体調を崩したときでも環境は安定します。私自身、この仕組みがあったから20年間飼い続けられたと感じています。
まとめ
爬虫類は長く一緒に暮らせるペットです。20年間飼育してきて感じるのは、「環境を整えておけばライフスタイルが変わっても飼い続けられる」ということ。一緒に暮らす時間が長いからこそ、寿命や引越しの可能性、環境づくりを準備してから迎えてほしいと思っています。


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