「爬虫類ってどうなの?」そんな疑問を持ちながら福岡のふれあいカフェを訪れてみた私自身の体験をもとに、初心者でも気軽に楽しめた体験をもとに、印象に残ったスポットを紹介しています。
初めての爬虫類体験はハラハラ・ドキドキの連続。でも、スタッフさんの優しいサポートや、生き物たちの意外な表情を間近で見ることで「もっと知りたい!」という気持ちへ変わりました。
・スタッフの丁寧な説明
・健康管理の行き届いた生体
・清潔感のある店内
家族連れも、カップルも、大人の一人旅もOK。ネットの情報では伝わらない“生きた体験”の数々と、現地で実際に感じたポイント・反省点など、読んで役立つリアルなレポートをお届けします。
※料金やサービス内容は訪問時点(2024年7月)の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
Moff Animal Cafe マークイズ福岡ももち店【中央区】

私が最初に訪れたのは「Moff Animal Cafe マークイズ福岡ももち店」。大型商業施設の中にあるので、ショッピングの途中にも立ち寄りやすく、初めてでも入りやすい雰囲気でした。
受付で案内された瞬間から、店内の清潔感と広々としたスペースにホッとしました。ウサギやハリネズミのエリアを抜けると爬虫類コーナーがあり、グリーンイグアナやボールパイソンと初対面。
「怖がらなくて大丈夫ですよ」
→ 実際にイグアナを腕に乗せたら、思った以上に温かくて穏やか。距離がぐっと縮まりました。
動物たちの健康管理やお世話風景も見られて「きちんとしているな」と感じたのが印象的。親しみやすい雰囲気と分かりやすい説明が印象的でした。
爬虫類もいる多種多様なふれあい空間
店内には、グリーンイグアナやボールパイソンなどの爬虫類も展示されており、スタッフのサポートのもと、触れ合い体験が可能です。爬虫類に特化しているわけではありませんが、小動物との複合体験ができることで、家族連れやカップルにも人気です。

料金と利用方法
料金はおおむね1,000円前後(2024年7月時点)。※詳細は公式サイトで確認がおすすめです。
ただし混雑時は入れ替え制。受付は19時までなので注意。
初心者や家族連れでも楽しめる雰囲気
施設内は明るく開放的で、清潔感があります。スタッフの方々も親切で、動物の扱いについて丁寧に案内してくれます。爬虫類に触れるのが初めてという方でも、不安なく楽しめる環境が整っています。4歳以上であれば基本的に誰でも入場でき、家族での来店にも適しています。

飼育歴20年の視点から訪問して感じたこと
私自身、20年以上にわたってさまざまな爬虫類を飼育してきましたが、Moffのような複合型ふれあいカフェは、「これから爬虫類に興味を持っていく人」にとって入り口だと感じました。
店内ではボールパイソンやグリーンイグアナなどの基本種が展示されており、ふれあい体験ではスタッフの手ほどきのもと安全に接することができます。特に印象的だったのは、生体の扱いが非常に丁寧だったこと。爬虫類がストレスを感じにくいよう、触れ合いの導線やスタッフの声かけにも配慮が見られました。

初めて触れる方でも、「静かでおとなしい」と感じられる個体が選ばれていて、爬虫類の魅力を自然と実感できます。飼育を検討している方にとっても、“自分に向いている種類かどうか”を体感できる貴重な機会になります。
アクセス情報
施設は「MARK IS 福岡ももち」の3階です。 福岡市中心部にあり、公共交通でも行きやすい立地でした。
はちゅメルト(Hachu Melt)【中央区・親富孝通り】

次に向かったのが天神エリア近くの「はちゅメルト」。SNSで話題になっていたので気になって訪れました。
店内は少し暗めの照明で、メイド姿のスタッフさんが気さくに出迎えてくれました。
「この子は今日ご機嫌です」
→ 手のひらサイズのトカゲをなでるとウトウト。意外な可愛さにびっくり。
常連らしきお客さんが爬虫類と写真を撮る姿も微笑ましく、チェキ撮影などのイベントもあり、雰囲気を楽しめました。生体ごとにスタッフが気を配り、個性や特徴を教えてくれる安心感がありました。
メイド×爬虫類というユニークな組み合わせ
このカフェの最大の特徴は、「メイドカフェのような空間」でありながら、爬虫類や猛禽類と直接ふれあえるという点です。 レオパやニシアフ、フトアゴヒゲトカゲ、フクロウなどが常時展示されており、希望すればチェキ撮影やふれあい体験も可能。 照明やケージ配置にもこだわりがあり、爬虫類の健康と居心地をしっかり考慮しています。
利用料金とシステム
私が訪れたときは、1時間あたりおおむね1,200円ほど(ワンドリンク付き)でした。チェキ撮影やグッズなどの追加体験もあり、気軽に楽しめる仕組みになっていました。
※金額やオプション内容は時期やイベントにより変わる場合があります。最新情報は公式サイトで確認がおすすめです。
・動物の体調によりふれあい制限あり
・来店前にSNSチェックがおすすめ
アクセスと雰囲気
福岡市中央区・親富孝通り沿いに位置し、天神駅から近く、アクセスは比較的しやすい場所でした。 店内は落ち着いた照明とコンパクトな空間で、少人数でゆっくりと過ごすのに向いています。

どんな人に向いてる?
爬虫類好きの方や、少し珍しいカフェ体験を楽しみたい方に向いている内容でした。

「SNS映え」を目的に若年層に人気で、女性のリピーターも多いのが特徴です。
プロ視点で感じた“ユニークさと安心感”
はちゅメルトは、カフェとしての雰囲気づくりと、動物たちとの距離感のバランスが非常に絶妙です。照明や内装は一見エンタメ寄りですが、展示されている爬虫類の健康状態やケージ管理にはしっかりとした意識が感じられました。
特にレオパやフトアゴなど、初心者にも扱いやすい中型種が多く、ストレスをかけずに触れ合える個体を選んでいる印象があります。

学べたこと:
・スタッフとの会話で飼育環境や食事について知れる
・エンタメ要素(チェキ撮影など)も魅力を広める工夫になっている
初めての人が知っておきたい共通ポイント
ふれあいのルール
初体験の私は「持ち方を間違えたらどうしよう」と不安でしたが、どちらのカフェもスタッフさんが丁寧にレクチャーしてくれました。
服装にも気を配るのがおすすめ
カフェ内はやや暖かく感じたので、脱ぎ着できる上着を持参して正解でした。
料金と時間の確認も重要
爬虫類カフェは時間制のところが多く、混雑時には入れ替え制になるケースもあります。
・公式サイトやSNSで事前確認
・初来店の方には「優しい種類」中心で案内してもらえることが多い
爬虫類カフェを“飼育の入口”として使う方法

「爬虫類を飼ってみたいけど、何から始めればいいか分からない」──そんなとき、爬虫類カフェは実際の飼育をイメージする第一歩として有効な手段のひとつになります。
観察できるポイント:
・動く時間帯
・大人しさや性格
・体温や重みのリアル感
ケージの大きさ、床材、保温器具の位置なども目に入り、実際の飼育環境を具体的に想像できます。
まとめ:体験を通じて得たもの
爬虫類と聞くと「触るのが怖い」「飼うのは無理かも」と思う方も多いかもしれません。けれど、実際にふれあってみると、温かさや仕草の可愛さ、そして彼らの個性に驚かされます。
もし少しでも興味があるなら、一歩踏み出してみてください。きっと思っていた以上の感動と発見が待っています。
※本記事は筆者の体験に基づく内容です。店舗の営業情報・料金・サービス内容は変わる場合があります。最新の詳細は各店舗の公式サイトやSNSをご確認ください。


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