福岡で爬虫類に会える!初心者も楽しめる爬虫類カフェ&ふれあいスポットまとめ

hukuokadnohatyuruikafe 爬虫類飼育初心者向け

「爬虫類って意外と可愛いの?」そんな疑問を持ちながら福岡のふれあいカフェを訪れてみた私自身の体験をもとに、初心者でも心配なく楽しめたおすすめスポットを詳しくご紹介します。

初めての爬虫類体験はハラハラ・ドキドキの連続。でも、スタッフさんの優しいサポートや、生き物たちの意外な表情を間近で見ることで「もっと知りたい!」という気持ちへ変わりました。

家族連れも、カップルも、大人の一人旅もOK。ネットの情報では伝わらない“生きた体験”の数々と、現地で実際に感じたポイント・反省点など、読んで役立つリアルなレポートをお届けします。

Moff Animal Cafe マークイズ福岡ももち店【中央区】

私が最初に訪れたのは「Moff Animal Cafe マークイズ福岡ももち店」。大型商業施設の中にあるので、ショッピングの途中にも立ち寄りやすく、初めてでも安心の雰囲気でした。

受付で案内された瞬間から、店内の清潔感と広々としたスペースにホッとしました。ウサギやハリネズミのエリアを抜けると爬虫類コーナーがあり、グリーンイグアナやボールパイソンと初対面。

スタッフさんが「怖がらなくて大丈夫ですよ」と声をかけてくれ、実際にイグアナを腕に乗せる体験も。最初はドキドキしたけれど、思った以上に大人しく温かくて、距離がぐっと縮まった気がしました。

動物たちの健康管理やお世話風景も見られて「きちんとしているな」と感じたのが印象的。初心者でも親しみやすい雰囲気と分かりやすい説明が、リピーターの多さの理由だと思いました。

爬虫類もいる多種多様なふれあい空間

店内には、グリーンイグアナやボールパイソンなどの爬虫類も展示されており、スタッフのサポートのもと、触れ合い体験が可能です。爬虫類に特化しているわけではありませんが、小動物との複合体験ができることで、家族連れやカップルにも人気です。

料金と利用方法

料金は以下の通りです(※2024年7月時点):

  • 中学生以上:1,200円
  • 4歳~小学生:700円
  • 3歳以下:無料
  • ドリンクバー:380円(任意)

時間制限はなく、混雑時は入れ替え制となることもあります。受付は19時までです。

初心者・家族連れにもおすすめ

施設内は明るく開放的で、清潔感があります。スタッフの方々も親切で、動物の扱いについて丁寧に案内してくれます。爬虫類に触れるのが初めてという方でも、不安なく楽しめる環境が整っています。4歳以上であれば基本的に誰でも入場でき、家族での来店にも適しています。

飼育歴20年の視点から訪問して感じたこと

私自身、20年以上にわたってさまざまな爬虫類を飼育してきましたが、Moffのような複合型ふれあいカフェは、「これから爬虫類に興味を持っていく人」にとって理想的な入り口だと感じました。

店内ではボールパイソンやグリーンイグアナなどの基本種が展示されており、ふれあい体験ではスタッフの手ほどきのもと安全に接することができます。特に印象的だったのは、生体の扱いが非常に丁寧だったこと。爬虫類がストレスを感じにくいよう、触れ合いの導線やスタッフの声かけにも配慮が見られました。

初めて触れる方でも、「静かでおとなしい」と感じられる個体が選ばれており、爬虫類の魅力を自然と実感できる構成です。飼育を検討している方にとっても、“自分に向いている種類かどうか”を体感できる貴重な機会になるでしょう。

アクセス情報

施設は「MARK IS 福岡ももち」の3階にあり、アクセスは非常に便利です。 最寄駅の唐人町駅から徒歩約10分。バス停「ヤフオクドーム前」や「福岡タワー南口」からも徒歩圏内で、駐車場も完備されています。

はちゅメルト(Hachu Melt)【中央区・親富孝通り】

次に向かったのが天神エリア近くの「はちゅメルト」。SNS好きや女性に評判とのことでしたが、実は自分もドキドキしながらの入店。

店内は少し暗めの照明で、メイド姿のスタッフさんが気さくに出迎えてくれました。「この子は今日ご機嫌です」と手のひらサイズのトカゲを紹介してくれ、優しくなでるとウトウトし始めたのが可愛くてびっくり。

常連らしきお客さんが推しの爬虫類と写真を撮る姿も微笑ましく、チェキを一緒に撮ってもらう体験もできました。生体ごとにスタッフが気を配り、個性や特徴を教えてくれる安心感がありました。

「初心者だけど大丈夫?」という悩みも自然に消え、「今度は違う生き物ともふれあってみたい」と思わされました。

メイド×爬虫類というユニークな組み合わせ

このカフェの最大の特徴は、「メイドカフェのような空間」でありながら、爬虫類や猛禽類と直接ふれあえるという点です。 レオパやニシアフ、フトアゴヒゲトカゲ、フクロウなどが常時展示されており、希望すればチェキ撮影やふれあい体験も可能。 照明やケージ配置にもこだわりがあり、爬虫類の健康と居心地をしっかり考慮しています。

利用料金とシステム

基本的な利用料金は以下の通りです:

  • 1時間制:1,200円(ワンドリンク付き)
  • 追加オプション:チェキ撮影やグッズ購入など

カフェ形式ですが、あくまで「ふれあい体験」が主軸で、飲食は軽め。 動物の体調により一部ふれあい制限がある日もあるので、来店前にSNSなどで確認するのがおすすめです。

アクセスと雰囲気

福岡市中央区・親富孝通り沿いに位置し、天神駅から徒歩約8分。 周辺には飲食店も多く、観光やショッピングのついでに立ち寄るのも便利です。 店内は落ち着いた照明とコンパクトな空間で、少人数でゆっくりと過ごすのに向いています。

どんな人におすすめ?

爬虫類好きの方はもちろん、ちょっと変わったカフェ体験をしたい人、動物とのふれあいを重視したい方におすすめです。 特に「SNS映え」や「推し爬虫類とのチェキ」などを楽しむ若年層に人気で、女性のリピーターも多いのが特徴です。

プロ視点で感じた“ユニークさと安心感”

はちゅメルトは、カフェとしての雰囲気づくりと、動物たちとの距離感のバランスが非常に絶妙です。照明や内装は一見エンタメ寄りですが、展示されている爬虫類の健康状態やケージ管理にはしっかりとした意識が感じられました。

特にレオパやフトアゴなど、初心者にも扱いやすい中型種が多く、ストレスをかけずに触れ合える個体を選んでいる印象があります。こうした個体をじっくり観察できることで、これから飼育を考えている方にとってもリアルな参考になります。

スタッフさんとの会話を通じて、「どういう環境で飼っているのか」「ごはんは何を食べるのか」といった基本的なことを自然に学べる場でもあり、飼育の第一歩としては申し分ない環境です。チェキ撮影などのエンタメ要素も、“動物の魅力を広める工夫”として非常に上手だと感じました。

初めての人が知っておきたい共通ポイント

福岡で爬虫類カフェに初めて行く方にとって、事前に知っておくと安心な共通ポイントを紹介します。爬虫類は犬や猫と違い、見た目や動きに特徴があるため、ふれあい方や施設のルールを理解しておくと、より安心して楽しむことができます。

ふれあいのルール

初体験の私は「持ち方を間違えたらどうしよう」と不安でしたが、どちらのカフェもスタッフさんが丁寧にレクチャーしてくれました。実際、隣のお子さんが慣れない手つきで触ろうとした時も、優しく声をかけて指導する様子が印象的でした。

服装にも気を配るのがおすすめ

服装については、私は動きやすい綿素材のシャツ・ジーンズで訪問。カフェ内はやや暖かく感じたので、脱ぎ着できる上着を持参して正解でした。アクセサリーは外していたおかげで生体に引っかかるトラブルもなく、落ち着いて過ごせました。

「初めてで不安」と感じる人ほど、スタッフさんの説明やその場の空気に助けられるので心配しなくて大丈夫です。時にはふれあいが制限される生き物もいるので、「今日はどの子と遊べるのか」も楽しみに来てみてください。

料金と時間の確認も重要

爬虫類カフェは時間制のところが多く、混雑時には入れ替え制になるケースもあります。特に土日祝日は混雑しやすいため、できれば平日や早めの時間帯の来店がおすすめです。事前予約ができる店舗もあるため、公式サイトやInstagramをチェックしてから行動するとスムーズです。

初めての利用では「爬虫類に触れるのってちょっと怖いかも」と感じる方も少なくありませんが、多くの施設ではスタッフが丁寧に説明してくれるので安心してください。むしろ初来店の方には、やさしい種類を中心にふれあいを案内してくれるなど、配慮されていることも多いです。

まずは短時間の体験でもいいので、「ちょっと見てみよう」「雰囲気を知ってみよう」くらいの感覚で訪れてみるのが良いスタートになります。

爬虫類カフェを“飼育の入口”として使う方法

「爬虫類を飼ってみたいけど、何から始めればいいか分からない」──そんなとき、爬虫類カフェは実際の飼育をイメージする第一歩として非常に有効な選択肢になります。単に“見るだけ”でなく、“触れてみる”“においを感じる”“動きを観察する”という、五感を使った体験は、飼育前の疑問や不安を一つずつ解消してくれます。

例えば、「実際にどのくらい動くのか」「どの時間帯に活発なのか」「どのくらい大人しいか」などは、写真や動画では分かりづらいポイントです。店頭では寝ていても、カフェでは活発に動いていたり、手のひらに乗せた時の重みや温度感などもリアルに知ることができます。これは図鑑やSNSでは得られない大きな情報です。

また、飼育に必要な設備についても、カフェに行けば自然と目に入ります。ケージの大きさ、床材の種類、保温器具の位置、レイアウトの工夫など、「どんな環境が必要か」が具体的に見えるので、自分の飼育スペースと照らし合わせて考えやすくなります。

さらに、店舗によっては使っている機材やグッズが市販のものであれば、スタッフに直接「これはどこで買えますか?」と聞くこともできます。

特に初心者にとってありがたいのは、どの種類が自分に合いそうか”を見極めるヒントが得られる点です。たとえば「レオパは思ったより小さくてかわいかった」「ボールパイソンはおとなしくて安心できた」など、自分の感じ方を大事にしながら、少しずつ興味の方向性を固めていけます。触れることができなくても、近くで見るだけでも印象は大きく変わります。

こうした体験は、ただネットで情報を集めるよりもはるかに実感が伴い、自分が本当に飼いたいと思っているか、どんな種類に惹かれているのかを確認する良い機会になります。爬虫類カフェは、飼育を始める前の“安全なステップ”として、初心者にこそ活用してほしい存在です。

まとめ:体験を通じて得たもの

爬虫類と聞くと「触るのが怖い」「飼うのは無理かも」と思う方も多いかもしれません。けれど、実際にふれあってみると、温かさや仕草の可愛さ、そして彼らの個性に驚かされます。

今回の体験で一番印象に残ったのは、子どもも大人も同じように“生き物との出会いに目を輝かせていた”ことです。

もし少しでも興味があるなら、一歩踏み出してみてください。きっと思っていた以上の感動と発見が待っています。今後も色々なスポットを巡り、新たな出会いや驚きを見つけたい、と心から感じています。

 

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