フクロモモンガを初めて部屋に迎えた日、見た目よりも先に気になったのは「臭い」でした。

部屋に入ると、ほんのり甘ったるい香りが漂っていたのを覚えています。
いまは女の子を2匹育てていますが、来客に「意外と臭くないですね」と言われることもあります。
この記事は、1か月でそこまで変わった経過を、そのまま書きます。
どんな臭いか

結論から書くと、フクロモモンガには独特の臭いがあります。ゼロにはなりません。
犬や猫のような動物臭や、ハムスターのようなアンモニア臭とは少し違って、私の印象ではほんのり甘いナッツのような香りです。
強さや感じ方はオスメス・発情期・飼育環境・個体差でかなり変わります。まったく気にならない人もいれば、不快に感じる人もいると思います。
迎える前に、ショップで嗅がせてもらった
私はお迎えを決める前に、ペットショップでポーチの匂いを直接嗅がせてもらいました。
特に嫌悪感を抱くような臭いではなく、このときの感触が「飼ってみよう」と決める後押しになりました。
臭いが苦手という方は、迎える前に一度、実際の匂いを確かめてみてください。文章で読むより確実です。
1か月で気にならなくなるまで、やった3つ
- ケージを換気扇の近くに移して、空気がこもらないようにした
- 朝と夕方の2回、排泄物を取り除く清掃を習慣にした
- フードを見直し、果物(とくにバナナ)の量を減らした
お迎え当初の甘ったるい香りは、約1か月かけてこの3つを続けるうちに、以前ほど気にならなくなりました。
効果の出方には個体差があるので、同じことをして必ず同じ結果になるとは言えません。それでもこの3つは、いまでも毎日続けている土台です。
臭いの元は3つだった
| 元 | 内容 |
|---|---|
| 食事 | 与えるもので便や体臭が変わる |
| 分泌物 | もともと匂いで縄張りを示す動物 |
| 環境 | 掃除が行き届かないとケージにこもった臭いが強くなる |
毎日世話をしていて感じるのは、だいたいこの3つだということです。逆に言えば、この3つに手を入れれば臭いはかなり抑えられます。
食事:バナナを控えたら和らいだ
糖分の摂りすぎに気をつけ、栄養バランスを考えた専用フードを中心にしています。
もともとは果物を昼夜2回あげていました。それを夜1回に減らして、専用ペレットの量を増やしたところ——
1週間ほどで体臭が気になりにくくなりました。
とくにバナナを控えめにしてから、甘ったるい臭いが和らいだ実感があります。
新鮮な水を毎日替えるのも基本です。
清掃と、消臭グッズ


- 排泄物はすぐ取り除く
- ポーチは10日に1回ほど洗う
これで部屋全体の臭いが気になることは、ほとんどありません。
消臭グッズも併用しています。
- シャープの業務用の空気清浄機を回している(部屋の空気がこもりにくい)
- ペット周辺で使える表示のある消臭剤を、ケージに直接かからない場所に置く
- ケージ内には消臭効果のあるペットシーツを敷く
うちの条件

参考までに、うちの条件を書いておきます。
| 頭数 | 女の子2匹 |
| 部屋 | 20畳 |
| 餌 | 専用フード中心、果物は夜1回 |
20畳という広さは、たぶん効いています。狭い部屋なら同じ対策でも結果が違うはずなので、そこは差し引いて読んでください。
⚠ いつもと違う臭いが続くとき
体臭は食事や体質、分泌物が主な原因ですが、いつもと明らかに違う臭いが続くときは注意が必要だと考えています。
- 皮膚に斑点や赤み、腫れがある
- 便や尿の臭い・色・回数が普段と違う
- 口臭が急に強くなった
こうしたサインがあるときは、自己判断せず、小動物に対応している動物病院に相談してください。
臭いは健康のバロメーターでもあります。毎日の世話のなかで「いつもの匂い」を覚えておくと、変化に早く気づけます。消臭ばかりしていると、この変化が分からなくなります。
この記事の根拠
- うちの2個体の記録(食事内容を変えた前後の経過)
- 使用している消臭剤・空気清浄機の製品表示(使用場所の注意)
- 環境省:家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(平成14年環境省告示第37号/最終改正 令和4年告示第54号) 第3 2(2)(飼養施設を常に清潔にし、悪臭の防止を図る)


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